表紙やタイトルから創造するのとはちょっと違う内容の本だった。
インタフェースデザイン、インタラクションデザイン系の本は、デザイン論的なアプローチが多い感じだが、この本は、工学的なアプローチで書かれている。
開発手法的なデザインのステップを中心に説明されている。
インタフェースの分かりやすさについての統計的(数学的?)な処理方法なども紹介されている。
(さっぱり理解できなかった)
最終章の「インタフェースデザインと知的財産」でも、ありきたりな法律の注釈ではなくて、インタフェースで特許をとる具体的な方法について書かれている。
インタフェースデザインでも、創造→保護→活用のルーチンの確立が必要だと言うことらしい。
開発したインタフェースを特許で保護・活用して、得られた利益で更なる創造をする。
そして、このルーチンで高付加価値な産業を育てて行き、日本の工業を発展させてゆく、そんな視点が話の背景にあるらしい。