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IndesignCS4のページエフェクト関連

2008年12月23日

IndesignCS4で本を編集するとする。

indesign_test1.gif

ここから、[ファイル][書き出し]で、書き出し形式SWFを選択し、ページエフェクトを組み込むことを選択すると、以下のようなSWFが生成される。(下の画像はSWFにリンクしています。)

test1.swf

これはSWFなので、これで出来上がりで、他にハイパーリンクなども設定できるらしい。
ここからFlashCS4で編集作業を受け継ぐということは出来ないらしい。

一方CS4からXFLというファイルフォーマットが導入されていて、IndesignCS4から、同じく[ファイル][書き出し]でXFLを選択すると、以下のようなファイルが出力される。
XMLベースという話だったような気がするが、テキストファイルではないらしい。

xfltest.gif

flaファイルは将来的に廃止で、XFLに統合するという話もセミナーなどで聞いた気がする。
テキストファイルでないのはちょっと残念。

このXFLファイルをFlashCS4で開くと以下のようになる。

flash_test1.gif

ページ単位でムービークリップのシンボルが作られて、それが、ページ順にフレームに並べられてゆく仕様らしい。
とてもきれい。
IndesignCS4もFlashCS4も同じAdobeのツールになったわけだから、テキストボックスなどもそのまま引き継がれている。
IndesignCS4で作ったデータをFlashCS4で編集する場合は、このXFL形式のファイルを仲介させることになりそう。
将来的にどうなるかは知らないが、現時点ではXFLをIndesignCS4で開くことは出来ないので、書き出しっぱなしで、XFLをIndesignCS4に戻すことは出来ない。

他方で、IndesignCS4にはDreamWeaverCS4向けの書き出しも出来るようになっている。
こちらは、[ファイル][DreamWeaverに書き出す]という専用のメニューが出来ているので、こちらの方が重要度が高いということなのだと思うが、上と同じサンプルだと、以下のようなHTMLが書き出された。

testdw.gif

ブラウザで表示すると、”ページ1””ページ2”・・・というテキストが、縦に並ぶだけ。

どうも、IndesignCS4からFlashCS4向けでも、IndesignCS4からDreamWeaverCS4向けでも、シンプルにデータを引き渡すのが基本で、編集は引き渡した後のツールの方で行うということらしい。
無理のない妥当なコンセプトだと思う。