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ビデオとWebフルブラウザが可能にする新たなモバイルコンテンツ開発と海外市場でのビジネスチャンス

2007年11月05日

フォーラム・ノキア マーケティングディレクター エリック・ジョン氏の話。

ノキアは、2007年末までに、30億人がモバイル機器を所有することになり、2010年には40億人に達すると予想しているとのこと。

近い将来、全ての人がユビキタスコンピューティングの中で生きることになると想定しているらしい。

そんな中で、インターネットユーザーのモバイル機器の利用が増えて行くので、パーソナルユース向けのコンテンツを重視しているとのこと。

モバイルなので、個人が今居る場所に関する情報を見たいとか、そういう感じのコンテンツの需要が増えて行くというようなことらしい。

それで、ノキア自身がどーんと大きなサービスコンテンツを提供するとかいう話にはならないので、Forum Nokiaという、モバイル開発者のための世界最大のコミュニティを運営しているという。

そこで提供されているドキュメントやSDKを利用して、積極的にコンテンツやサービスの開発を行ってくださいということらしい。

Flash Lite 3を導入する理由も、開発者により自由にコンテンツやサービスの開発を行ってほしいからということらしい。

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ノキアではS60端末、Symbian OSでFlashが使えるようになっていて、swfのほかに、sysファイル(OS上で起動するファイル?)でflashが利用できるらしい。

ノキアでは、携帯にサーバー機能もあるらしい。

開発技術も幅広くサポートしていて、以下の技術でアプリケーション開発が可能らしい。
・S60ブラウザ
・ウィジェット
・FlashLite
・Java
・c++

FlashLiteをインストールするといっても、携帯の場合、各社どこまでサポートするか、ばらつきが出るのが普通だが、ノキアでは、以下のような具合でサポートするということ。
・PCM,ADPCM,MP-3(サウンド)
・FLV(動画)
・ファイルサイズ制限なし

ノキアでは、開発者向けにMOSHという、PCと携帯で共有データを同期させて管理することができるサービスを提供している。

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ノキアにはDownload!というコンテンツ配信チャンネルがあって、Flashのゲームやスクリーンセーバーやアプリケーションを配信している。
ゲームやアプリケーションは現状ではFlashLite2.1で実行されているが、今後、FlashLite3が導入されると、ストリーミングビデオのフルスクリーン表示コンテンツなどが増えて行くと予想しているらしい。