MAX 2007を通して、アプリケーション開発は、Flex Builderで行うのが前提で話が進んで行くので、とりあえず、今の最新バージョンをインストールして、AIRアプリまで作ってみた。
現在のFlex Builderの最新バージョンは、リリースされているのはバージョン2なのだが、beta版として、Flex Builder 3 beta2というのを試用することができるようになっている。
ダウンロードしてインストールするとすぐ使える。
作業手順としては、プロジェクトの定義から始めるのだが、このバージョンでは、AIRをFlexで作るのがすでに前提になっていて、AIRプロジェクトとというメニューがあるのではなくて、Flexプロジェクトのバリエーションとして、flashplayerで実行するアプリケーションにするのか、AIR runtimeで実行するのかを選択するだけになっている。
MXMLかActionScriptで、必要なコードを書いて、自動的に生成されているADFファイルを修正すると、あとはエクスポートするだけで、AIRアプリになる。
エクスポートメニューでRelease Versionというのを選ぶところがちょっと不思議。
エクスポートすると、AIR用のインストーラができるのだが、インストーラに電子署名が表示されるので、エクスポート処理の最後に、電子署名を追加しなければならないことになっている。
ただし、createというボタンをクリックすると、証明機関の証明がなくてもとりあえずの署名のようなものを添付してくれる。
createボタンをクリックしたときに出てくるフォーム。
エクスポートが終了すると、.airファイルが書き出される。
これをダブルクリックするとインストールが開始される。
ただし、適当な署名だと、インストーラのパブリッシャーの部分がunknownになる。
それでもインストールができないということはないので、インストールして正常に動く。
アンインストールも同じ.airファイルをダブルクリックして行う。
Media Playerとかは同じAIRアプリだけど、きちんとOSのプログラム管理のところに出てくるので、アンインストールの方法は、インストールの設定によるのだと思う。
この、HelloWorldを表示するだけのテストアプリは、OSのプログラム管理のところには表示されなかった。