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BLITZ Case Study: Creativity Conducted-Holographic Flash Projections with WiiMotes Deconstructed

2007年10月24日
  • BLITZとは Webサイトを始めとする、インタラクティブコンテンツ制作会社。 Flashの10周年記念サイト、adobe CS3のネット通販サイト、Silverlight Video Player Skins for Microsoft Expression Media Encoderなど、数々のビックプロジェクトを手がけているらしい。

  • Conducted-Holographic Flash Projections with WiiMotesとは
    • Conductedというのは、このプロジェクトが指揮をコンセプトにしたインタラクションを追求したものということ。
    • Flash Projectionsというのは、フォログラフではなくて、メッシュ上のスクリーンを垂直に張って、後ろからプロジェクターでFlashコンテンツを映し出す仕組みのこと。 部屋を暗くすると、画像が空中に浮かび上がる、ように見える。
    • WiiMotesというのは、Wii remotesを掛け合わせた造語。Nintendoのゲーム器Wiiのリモートコントローラで、Flashコンテンツを操作する。

      指揮をコンセプトにしているので、手は1本より2本の方がよいということで、Wiiリモコンは2本使えるようになっている。
    • Deconstructedというのは、NintendoのWii上でコンテンツを操作するのではなくて、センサー部分だけを取り出して、PCにつないで、Flashコンテンツを操作するということ。

  • コンテンツの話
    • Wiiリモコンでブラシを操作するコンテンツ。
    • ブラシで描き出されるのは、複数のイラストレーターに発注して書いてもらったイラスト。 アニメーションを含む。 ポップアップ表示を含む。
    • 描きあげた画面はJPEGで書き出して、Flickrにアップできるらしい。

  • 技術的な話
    • Wiiリモコンというのは、リモコン側にセンサーがあり、ゲーム器側に水平に並んだ赤外線を照射する発信器が2つある。 リモコン側のセンサーは2つの発信器の見た目の距離を計測し続ける。 リモコンとゲーム器の距離に応じて2つの発信機の見た目の距離は変化するので、リモコンとゲーム器の距離を認識できる。
    • Flashコンテンツ内での3D空間の表現にはPaperVision3Dを利用している。
    • コードはAS3で書かれている。
    • FlashPlayerはMovieStarという開発名の次期バージョンのものを使っているらしい。すごく表示パフォーマンスがよいらしい。
    • WiiFlashというWiiリモコンの入力を処理するライブラリを作ったらしい。(公開はしていないらしい)

(関連記事-Wii Remote API-)

直接は関係ないが、WiiとFlashの組み合わせでいろいろやりたがっている人たちがかなりいるらしく。
YouTubeでも、いろいろデモムービーがアップされている。