Best Practices for Developing with ActionScript3.0
2007年10月10日
ActionScript3.0での正しいコーディング作法の話。
担当の方が講義資料をサイトにアップしてくれています。
- 何をする必要があるか
- 分析:機能リストを洗い出すのがベスト。ユースケースができていればベター。
- デザイン:UMLを使って設計をする。
- 実装:ユニットテストをしながらコーディング。
- コーディングガイドライン
- インターフェイスを使う
- メモリパフォーマンス
- ページ単位のロード。
- リスナーの削除。
- デバッグコードの削除。
- mxmlcを利用するときは、最適化オプションの設定をtrueにしておくことを忘れないこと。
- ループ処理では、スタティッククラスのメンバはローカル変数に入れて使いまわすこと。
- 基本ガイドライン
- クラスメンバは外部に参照させない。
- クラスを複数回使うときは、ローカル変数に格納する。
- 配列の要素は、タイプ定義をした変数に格納して利用する。
など。
- フレームワーク・デザインパターン
- フレームワークやデザインパタンを積極的に使いましょう。
- Runtime Shared Libraries
- Flex3から実行時に共有できるライブラリを作ることができるようになった。これまでは、各swfで利用するコンポーネントは、同じコンポーネントでもswf毎に組み込む必要があったが、RSLを利用すると共有するコンポーネントを実行時に1つだけ生成して、使いまわすことができる。
- バージョンコントロール
- クラス定義ファイル(テキストファイル)主体でコードを書いて行くので、バージョン管理ソフト(SVN,CVS,VSS)を利用しましょう。
- ユニットテスト
- ユニットテストツール(ASUnit,FlexUnit)を利用して、継続的な開発を行いましょう。
話は変わるが、この手の話は、Colin Moockさんの本に詳しい。
ただ、Flex3の話はさすがに含まれていないので、サイトを調べておく必要があるかなあという感じ。
上の本のページ数はそれぞれAS2.0の方が500ページぐらい、AS3.0の方が900ページくらいになっている。
AS3.0では、さらにオブジェクト思考開発向けの要素の実装が進み、その解説のページが増えている。
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