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AdverGaming

2007年10月16日

Sam Rivelloさんという、今まで400以上の企業の広告用のフラッシュゲームを作っているディレクターさんの話。

  • 気楽なゲーム
    • マスをターゲットにするので、すぐに始められて、すぐ終わるようなゲーム。時間とスキルを必要としないもの。
    • 2Dの抽象的な画像中心。
    • 2009年にはオンラインゲーム市場は$9.8Bilionになる。dfcint.com調べ。
    • paltformは70%がPC。
    • 利用者の29%がカジュアル。(明確な目的がないという感じ?)
    • 宣伝用のウェブサイトとして、カジュアルなゲームを提案するのは理に適っている。

  • 要望を聞き取る
    • クライアントのRFP(提案依頼)は以下のようなになる。
      • 目的:製品に気づかせる。うわさを広めさせる。製品を試してみようと思わせる。購買意欲を引き起こす。
      • ターゲット:12~17才。面白ければアクセスしてくれるから。
      • 成功目標:ブランドの認識率。メッセージの浸透率。購買意欲。などの調査結果がアップする。
      • 期間:8週間で打ち切る。(うわさが広まって、飽きられる前にやめる?)

  • 提案する
    • どのレベルの提案をするかが重要。
    • 必要最低限の内容にしておかないと、案件が硬直化したり、議論が早まった詳細に迷い込む。
    • 提案内容として必要な項目は以下
      • タイトル
      • 実施期間
      • ジャンル
      • ガイドライン:没頭しやすい。参加しやすい。繰り返しやりたくなる。
      • 概要:
      • カメラヴュー:2D
      • オプション:参加回数が一定量を超えると、プレーヤーをパワーアップさせる。
      • サンプル:シンプルなサンプルゲームを添付する。
      • 必須条項:製品ロゴ表示。製品パッケージ表示。キャラクター表示。

  • 適切な量
    • 最終的には、ゲーム全体の内容について1~50ページぐらいで、ドキュメントをまとめる。
    • 以下のような項目が必要
      • メニュー:メインメニュー。操作メニュー。スコア関連。ゲームオーバー。スコアの送信ボタン。
      • ゲームの流れ:ステージやレベル、レイアウトや振る舞いなど全体像の説明。
      • スクリーンショット:必要なものを添付する。

  • ゲームを作る
    • メニュー類の画像を生成する。
    • ゲームの機能を洗い出して、パーツをデザインする。
    • 部分的なデモを作る。
    • 全体のコーディングをする。
    • テストする。プレイしてみる。

関連リンク
Casual Gaming Defined
IGDA Report on Casual Gaming